平成28年1月9日に旧打上中学校で鬼火焚き(打上では「ほうけんぎょ」又は「ほうけんぎょう」と言う地区が多いです。)を行いました。
この火祭の呼び方は地区によって様々で、唐津で有名な唐津天満宮では「おんじゃおんじゃ」(方言ですので標準語に直すと「鬼だ、鬼だ」かな?)というようです。
この行事は、家庭や地域に鬼の侵入を防ぐというもので、青竹を焼き、その中に門松など新年の飾り物を入れ、その火で焼いた餅を食べると病気をしないと言われています。
自分の家では、焼いた餅を仏前に供えています。

打上では1月7日に行うようになっていますが、地区でも行われて参加できない人もいるので、1月9日に開催しました。
近年は、鬼火焚きを行っていない地区も出てきているようで、初めて体験した人もありました。
参加者は20人程度で、午後5時過ぎに火入れして初めました。
火入れの後しめ飾りなどを燃やし、その火で餅を焼いて食べました、(昔は餅に竹を刺して焼いてましたが、今はバーベキュー用のドラム缶です。)
3時間ほどで、完全に燃えてしまいました。最後にバケツに汲んだ水を掛けて終了しました。